Solstice-TDS
- Solstice-TDSソフトウェアは、長年テスタ・インターフェースへ取り組んできたTSSI社が開発した、設計とテストの環境統合システムです。 ・テスタを意識した波形データベースを中核とし、多様なインターフェースツールをモジュール構成とする事によって、各種ロジックシミュレータや ATPG等のEDAツールと各種LSI/ボードテスタ、ロジックアナライザとの間で自由なリンク環境を実現します。
- パターン変換のみでなく、そのパターンを動かす為のメインプログラム(ピン、タイミング情報)も生成できるのが特徴です。
- 波形の編集やチェック機能、サイクライズ機能、各種GUI等を備え、シミュレーションデータからテストプログラムへ変換する過程における様々な 問題や制限を解決します。
- 波形データベースからテストプログラムへ変換する際に、対象テスタのルールチェックを同時に行う事ができます。
- データベースへのアクセスはアスキーレベルで自由に行うことができ、ユーザ自身の手でシステムを拡張する事も可能です。
機能豊富なグラフィカル・ユーザインターフェース
- パタンとタイミングを直接編集することができます。ドラッグ&ドロップやパタンビット編集の結果として新しいタイムプレートを自動生成します。
- SEF、WDBとSDBデータベースをドラッグ&ドロップすることで、波形表示上で比較できます。
- STILとWGLファイルを波形表示ウィンドウから開くことができます。複雑なSTILとWGLのシンタックスを記憶しておく必要はありません。
- 簡単なFile->SaveAsによってSTIL/WGL/VCDに変換できます。
- 旧バージョンのシナリオを読み込み編集できます。
- プロパティとログウィンドウが、マルチフレーム環境として統合されます。
- 強力なUndo/Redoで、複雑な変換フローを取り扱います。
自動サイクライズ
VCDとEVCDのファンクションパターンは、波形分析ツール(WAT)を使って自動的にサイクライズできます。WATはVCD/EVCDの全てのイベントを分析して重要な変位を見逃したり、省略してりしません。
強固なデータベースで最適化
TDSは強固なランダムアクセス・データベースによりデータ処理を最適化しています。異なる形式の入力ファイル(VCD,EVCD,WGL,STIL等)はSolstice-TDSデータベースに変換されます。データベースはSolstice-TDS Wavemakerのタイミング、信号、パタンエディタにより表示、編集することができます。多くの異なるATEフォーマットへは、データベースから行います。
パタン・インストラクション制御の豊富なデータベース処理
Solstice-TDSデータベースは、merge, concat, pattern replace, strobe edit, scan flattenといった豊富な操作が可能です。これにより、ATPGやファンクションパターンに追加のプロトコルパタンやIDDQ、ミックスシグナル、アナログ計測の装置制御パタンを追加できます。
変換フローを自己文書化
直感的なフローベース機能を使って、Solstice-TDSユーザは、自己文書化される変換フローを作成し、バッチ実行できます。フローベースのシナリオは、処理を正確に記述します。Solstice-TDSの新しいWaveMaker+は非常に簡単に使うことができます。保存したシナリオは、共有や再利用することができます。
ユーザ環境へのシームレス統合
内製の開発プログラムにシームレスに統合することができます。ドロップダウンメニューはプラグ&プレイ構造です。ユーザは、Perl、Unixコマンド、APIアプリケーションなどの独自ツールを追加できます。