2021年6月24日、カリフォルニア州サンノゼ - ワイヤレス・テスト・ソリューションのリーディング・プロバイダーであるライトポイントは本日、FiRa™コンソーシアムのFiRa Certified™プログラムの一環として、同コンソーシアムがPHYコンフォーマンスを検証した初のUltra-Wideband（UWB）テスト・プラットフォームを提供することを発表しました。
FiRaコンソーシアムは、相互運用可能なUWB機器の安全なファインレンジおよびポジショニング機能に焦点を当てた会員制の組織である。ライトポイントは、テストベンダーとして初めてFiRaに参加し、デバイスの検証と認証に関する知識を提供した。

この技術は、ハンズフリーアクセスコントロール、ロケーションベースサービス、デバイス間サービスなどのエキサイティングなユースケースに最適です。このような新しいユースケースを開発し、UWB駆動アプリケーションの普及を促進するために、FiRaの認証プログラムは、チップセット、デバイス、サービスインフラ間の互換性を促進します。

ライトポイントのIQgig-UWB™テストプラットフォームは、PHYコンフォーマンス検証のすべての要件を満たし、FiRaコンソーシアムの検証済みテストツールの地位を獲得した。このテストソリューションは現在、認定テストラボ（ATL）がPHYコンフォーマンス認証テストに利用できるほか、FiRaメンバーがプレ認証テストの一環として利用することもできる。

FiRaコンソーシアム理事会のセクレタリーであり、コンプライアンス・認証ワーキンググループの共同議長を務めるサムソン・リサーチ・アメリカのシニア・プリンシパル・スタンダード・エンジニアであるクリント・チャップリン氏は、「UWBの成功は、シームレスなユーザー体験とデバイスの相互運用性を提供することにあります」と述べています。「認証は相互運用性を確保するための重要な要素であり、認証プログラムの一環としてライトポイントのテストプラットフォームを検証できたことを嬉しく思う」と述べた。

「ライトポイントのプロダクト・マーケティング・ディレクター、アダム・スミス氏は「ライトポイントは、FiRaコンソーシアムの設立時に参加し、コンプライアンスと認証の取り組みに当社のUWBに関する専門知識を提供することで、繁栄するUWBエコシステムに貢献してきた。「当社のIQgig-UWBプラットフォームが、FiRaの認証プログラムで検証された最初のPHYテスターとなったことを誇りに思う。これは、このプラットフォームが研究開発の特性評価や大量生産に最適なソリューションであるだけでなく、今や認証や事前認証プロセスにも使用できることを示している」と述べている。

技術的詳細

ライトポイントのPHYテストソリューションには、IQgig-UWB™が含まれています。これは、信号の生成、分析、処理をすべて1台の装置で行う完全なUWB物理層テストを提供するもので、IQfact+™テスト自動化ソフトウェアと組み合わせて使用します。IQfact+アプリケーション・ソフトウェアは、テスターの制御、被試験デバイス（DUT）の制御、データ収集など、PHYコンフォーマンス・テストを完全に自動化する。

ライトポイントのUWBテストおよび測定機能についての詳細は、https://www.litepoint.com/products/iqgig-uwb/。